CPU -用語(意味)

CPUとはCentral Processing Unit(セントラル・プロセッシング・ユニット)の略で、「中央演算処理装置」という意味です。
スマートフォンやコンピュータで全体の処理や演算を行う一番重要なパーツのひとつです。
CPUの性能の良し悪しがスマートフォンやコンピュータの性能の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。
性能がよければすばやく計算を行えたり処理を行えたりを安定して行うことができます。
CPUの性能を表す表記としてクロック数という表記が使われます。
CPUの名前の後ろに表記してある○○GHzというやつです。
単純にこの数字が大きければ大きいほど早く処理を行うことができます。
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また「コア数」も性能にかかわります、コアとは実際に処理をする部分がいくつあるかということです。
シングルコア(コアが一つ)、デュアルコア(コアが二つ)、クアッドコア(コアが4つ)などがあります。
コア数が多ければそれだけ複数の処理を同時に行えるので高速かつ安定して処理できるということですね。
CPUの役割をわかりやすく置き換えると、例えばあなた自身が会議のプレゼン資料を作成するとしましょう。
その場合・・・
CPU・・あなた自身
記憶装置(内部ストレージやSDカード等)・・本棚や書棚
アプリやプログラム・・本や写真、資料等
メモリ(RAM)・・机や作業台
・・という役割になります
必要な「本や資料」(アプリやプログラム)を「本棚」(内部ストレージやSDカード等)から取り出し「机に置き」(メモリに必要な情報を一時的に記憶しておき)「あなた自身」(CPU)がプレゼン資料を作成していきます。完成したプレゼン資料を「会議で発表」(計算結果や写真や動画を画面に表示したり音を鳴らしたり)します。
というように、本や資料があっても机があっても本棚があってもあなた自身(CPU)が無ければプレゼン資料は作成されません。
わかりやすくするため細かい役割や流れなどは割愛しましたが、一番重要なパーツという事は理解していただけたかなあと思います。
CPUの特性として、処理が多くなるとそれだけ高温になってきます。焼き付きを防ぐためあまりにも高温になると処理スピードを制御して発熱するのを抑えようとします。
制御しきれないときはフリーズしたりして処理を止めるようにしますので、あまり高温多湿の場所で長時間の使用は避けるべきですね。
直射日光が当たる場所や車内、風呂場やサウナなどは高温になるので特に注意が必要かなと思います。