スマートフォンやパソコン等の情報や作業の処理中にデータ処理の内容を一時的に記憶しておく装置の事です。
日々使っているスマホやパソコンは、例えばアプリを使う場合ROM(内部ストレージ、SDカード等の記憶装置)からデータを引き出しCPUが必要な計算や処理をしその結果を画面に表示したり音を鳴らしたりしています。
CPUが処理の途中必要なデータや処理内容を一時的に保管しておくところがメモリ(RAM)になります。
わかりやすくいうと、例えばあなた自身が何か本や写真等を見て調べ物をし、資料を作成するとしましょう。
これをスマホやパソコンに置き換えると・・
本棚⇒ROM(内部ストレージやSDカード等の記憶装置)
本、写真等の資料⇒アプリやプログラム
CPU ⇒あなた自身
机⇒メモリ(RAM)
ということになります。
資料を作成する流れとしては、まず本棚(ROM)から本や写真等(アプリ)を取り出し机(メモリ-RAM)に並べてあなた自身(CPU)が考えて資料を作成(必要な処理=画面に表示したり音を鳴らす)します。
資料を作成するとき、机=メモリ(RAM)なので容量が大きければ(机に置き換えると机が広く大きければ)作業はしやすいですし色々な本や資料を机に並べてもいち早く必要な情報を見つけることが出来る。というイメージです。
これが、とても小さく狭い机だと、本や資料を置くスペースが無いので、何段にも積み重ねると必要な資料を探すのに時間が掛かってしまいますし、いちいち見終わった本を本棚に戻していると、その分作成に時間が掛かってしまいます。
フリーズや動作が重いなどの原因のひとつにメモリの容量不足がありますが、これは置き換えると資料作成するのに本を沢山机に並べたまま、次の資料作成に移ろうとしても次の資料作成に必要な本を机に置くことが出来なく作業が出来ない・・というイメージになります。
アプリ等を使ってメモリの解放すると動作が軽くなったり、不具合が解消されるのは沢山積み上がって置いてある以前使っていた本を本棚に戻すというイメージですね。
このようにスマホ・パソコンではメモリ(RAM)の容量は動作する上で、特に処理の早さにおいて重要な役割を持っています。