MNP(携帯電話番号ポータビリティ) -用語(意味)

MNP(携帯電話番号ポータビリティ) -Mobile Number Portabilityーとは、通信業者を変更しても携帯電話番号を変更せず利用できる制度です。
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新規で携帯電話番号を契約する時には、その電話番号はその通信業者が発行します。
そのため、本来は通信業者を変更する場合は新たに契約するため電話番号はその通信業者から発行されるため、いままで利用していた電話番号とは違う番号になります。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ) -Mobile Number Portabilityを利用し通信業者と契約すると今まで使っていた番号を変更せずに違う通信業者と契約できます。
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MNPのメリット・デメリット
メリット

・今使っている電話番号をそのまま変更せず違う通信業者に変えることが出来ます。
 これが一番のメリットでしょう。というよりもこの為のものです。
・通信業者によってはMNPでの契約に特典をつけていることがあります。
・時期によってはMNPでの契約に特典をつける業者があります

 後の2つは格安SIM(MVNO)の業者ではほとんどありません。主に大手3社(docomo、au、ソフトバンク)です。格安SIM(MVNO)にすると月々の料金が安くなるので十分に恩恵はありますけどね。

デメリット

・メールアドレスは引き継げない
 ○△××@docomo.ne.jp などのキャリアのメールアドレスは引き継げません。
・キャリアの有料コンテンツ等のサービスは引き継げない
 月額利用料を払ってのサービス等は引き継げません。
・事務手数料が掛かる。
 MNPの転入・転出の再に事務手数料が掛かります(通信業者・時期によって料金は違います。)
・ショップ等、店頭以外の契約時に携帯電話を利用出来ない期間がある
 ショップ等で契約できる場合はそれほど問題ありませんが、web申し込みや、電話での申し込みの場合はSIMカードが到着するまでの間は携帯電話が使えません。

MNPの手続き方法
MNP予約番号を発行する

今使っている通信業者からMNP予約番号を発行してもらいます。予約番号の発行は、ショップ等の店頭での申し込み、電話での申し込みwebサイト等のオンライン申し込みがあります。
新たに通信業者と契約する再にそのMNP予約番号が必要になります。
MNP予約番号の有効期間は2週間です。2週間以内にMNPしない場合は自動的にそのMNP予約番号は取り消されます。
また、契約先の通信業者によっては、有効期間の残日数に制限(残日数10日以上、等)がある場合があるので注意が必要です。